森林事業 FOREST GROWTH

Growth Forest

森を育てる

森は、多様な生きものを守り、水源を豊かにし、人々に癒しや安らぎを与えてくれます。また、地球の温暖化を抑えたり、土砂災害を防ぐ役割も果たします。放置された山々が増えると、森本来の持つ多様な機能が無くなってしまいます。
当社では、植えて・育てて・伐って・また植える。森の機能を保ちつつ、木材を利用する。人にも地球にも、優しい森を育てています。

森と育む 森と育む

BUSINESS 事業紹介

造林・育林事業

造林とは、木を植えること。育林とは、植えた木を育てること。1ヘクタール(100m×100m)の適切に手入れされたスギ林(樹齢40年程度)が、1年間に吸収する二酸化炭素の量はおよそ8.8トン。これは2世帯分の家庭から、1年間に排出される二酸化炭素の量に匹敵します。当社では、造林・育林を通して森を適切に管理し、二酸化炭素の吸収を促進する活動を続けています。

  • 植林
    01 植林
    植林とは、伐採後の山に新しい木を植えること。森林保全や木材生産を目的として、新たな森を作ります。植林は、苗木が活着しやすい春が適期ですが、最近では、季節を問わず植えることができる苗木も開発され、いつでも植林が可能になりました。
  • 下刈り
    02 下刈り
    植林をした木の周りには、必ず雑草が生えてきます。植林した木が雑草で覆われると、太陽光も雨水も雑草に奪われてしまいます。これらの雑草を刈り取るために、植林した年から5年程度下刈りをおこないます。
  • 間伐
    03 間伐
    植林した木が20年経ち成長してくると、森の中が混みあい、互いの木が成長を阻害してしまいます。混みあった森の一部の木を切ることを、間伐といいます。間伐を行うことで太陽光が適度に注ぎ、残された木々は健全な木に育ちます。
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原木(丸太)の生産事業

植林してから下刈りや間伐をおこない手入れされた森は、50年を過ぎると収穫の時期を迎えます。収穫できるようになった木は、伐採され、伐採された木は、丸太として加工され、加工された丸太は、トラックに積み込まれ、製材所や市場で商品となります。原木(丸太)の生産とは、建築用や燃料用など、用途にあった長さと太さの丸太に生産すること。規格に合った、確かな品質の丸太を提供しています。

  • 伐採
    01 伐採
    伐採とは、チェーンソーを使って木をそのまま一本、根元から切り倒すこと。ねらった方向に、確実に倒すことが求められます。ある程度伐採が進むと、倒された木々は、掴み装置が付いた林業機械を使って1箇所に集められます。
  • 造材
    02 造材
    造材とは、倒した木の枝を落とし、用途にあわせて一定の長さに切断して丸太にすること。当社では、ハーベスタという林業機械を使って造材を行います。ハーベスタは、枝を落としたり、木材を切断したり、木材を掴んだりと、1台で複数の作業が可能な優れものの機械です。また運転席のモニターでは、木材の長さや直径も確認することができます。
  • 運搬
    03 運搬
    ハーベスタによって造材された丸太は、フォワーダを使って、トラック積込み場まで運び込まれます。フォワーダとは、木材専用の運搬機械で、ゴムクローラの足回りと安定した重心で、不整地や軟弱地など、トラックが入り込めないところでも安定して走ることができる優れものです。
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山林/立木の購入

山林を相続したものの、手つかずで税金だけがかかっている。最近は、そのような方からの相談の依頼が多くなっています。当社は、立木のみだけでなく、土地も含めた山林の購入もおこなっております。もちろん見積は無料です。まずは、お気軽にご相談ください。